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慶応(北神奈川)-中越(新潟)
【甲子園】慶応、分析力で勝負 日程不利克服へ

高校野球 神奈川新聞  2018年08月03日 02:00

初戦での健闘を誓う慶応・下山(左)、中越・小鷹の両主将=大阪・フェスティバルホール
初戦での健闘を誓う慶応・下山(左)、中越・小鷹の両主将=大阪・フェスティバルホール

初戦での健闘を誓う慶応・下山(左)、中越・小鷹の両主将=大阪・フェスティバルホール
初戦での健闘を誓う慶応・下山(左)、中越・小鷹の両主将=大阪・フェスティバルホール

 第100回全国高校野球選手権大会(5日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会は2日、大阪市のフェスティバルホールで開かれ、北神奈川代表の慶応は初日第3試合で中越(新潟)と、南神奈川代表の横浜は第5日第1試合で愛知産大三河(東愛知)と、いずれも1回戦で対戦することが決まった。

組み合わせ表(PDF)

中越と初戦
第1日 第3試合



 全出場校のうち最も遅い代表決定となった慶応の本音を言えば、できれば初日は避けたかった。森林貴彦監督(45)は開口一番、「まあこればかりは仕方ないですね」。対する中越の決勝は7月24日。コンディションは相手に分がある。

 試合当日は開会式のため早朝から球場入りし2戦置いての本番と、緊張と緩和が続く。「その間をどう過ごすのか。まずは情報収集に努めたい」と指揮官。心身ともに、いかに良い状態で迎えるかが鍵になる。

 中越とは過去に練習試合もしたが、近年の対戦はなし。主将下山は「単身赴任の父が今、新潟にいるんですが…」。分析力は慶応の武器でもある。現地での練習が始まる3日から、急ピッチで対策開始だ。

 新潟大会は150キロ右腕を擁する大本命の日本文理が4回戦で公立校に敗退。中越の本田仁哉監督は「その投手を打たないと優勝ができないと思っていたので、速球はかなり振り込んできた」。言葉通りチーム打率は3割9分8厘と慶応を2分近く上回る。主戦生井は神奈川でも見せたように、強気に内側を突きながら外で散らす細心の投球が求められる。

 やや不利な日程だが、「県大会の勢いを持って行ける日程だと考えている」と下山。初戦を突破すれば1週間空いて状態を整えられるだけに、是が非でもものにしたい。

初日は避けたかった


 慶応・森林貴彦監督(45)の話 できれば初日は避けたかったが、仕方ない。相手うんぬんではなく、自分たちのコンディションをどうできるか。そこを最優先して準備していきたい。

県大会の勢いで行く


 慶応・下山悠介主将の話 選抜では初戦が6日目になって間延びしたので、県大会の勢いそのままで行けるのはいい。選手宣誓の抽選は立候補しようかとも思ったが、初日が試合なのでやめた。

守備でリズムつくる


 中越・本田仁哉監督(41)の話 うちは二枚看板の投手がいて、キャプテンを中心に守備でリズムをつくるチーム。慶応は文武両道はもちろん、高い能力の選手がそろっているイメージ。

24年ぶり1勝果たす


 中越・小鷹葵主将の話 うちは冷静に相手をよく見て戦い方を変えていく。その野球を続けたい。2年前の甲子園はサヨナラで悔しい思いをした。24年ぶりの1勝を果たし、勝ち進みたい。

中越の横顔 1905年創立の私学。78年夏の甲子園初出場は、新潟における私学初の快挙だった。これまで夏の甲子園は10度出場し、9度初戦負け。本田監督は「それだけに1勝にかける思いが非常に強い」と語る。これまでに神奈川勢との対戦はない。

 新潟大会は日本文理など優勝候補が続々と敗れる中、中越はチーム打率4割近い打線で打ち勝ってきた。上位、下位に関係なく結果を残し、特に4番の小鷹は5割2分で3本塁打。主将で4番捕手という大黒柱を乗せると怖い。エース右腕山本は5試合で15失点だが、力のある直球とキレのいい変化球で計46奪三振と能力は高い。部員94人。


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