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三浦マラソン元事務局長ら刑事告発 不適切支出問題、背任容疑で市

社会 神奈川新聞  2018年08月03日 02:00

市職員の不祥事について謝罪し、頭を下げる吉田市長(右から2人目)ら=午後3時半ごろ、三浦市役所
市職員の不祥事について謝罪し、頭を下げる吉田市長(右から2人目)ら=午後3時半ごろ、三浦市役所

 三浦市などが主催する「三浦国際市民マラソン」の実行委員会事務局で使途不明金があることが分かった問題で、市は2日、広告媒体などの架空発注で少なくとも数百万円が不適切に支出されていた、と正式に発表した。市職員で実行委の事務局長だった50代の男性=現在、病気休職中=が主導し、使途不明金は今後膨らむ可能性もあるという。市は7月31日、男性と発注先の市内のデザイン業者を背任容疑で三崎署に刑事告発した。

 市が2日に開いた会見で、吉田英男市長は冒頭、「市民をはじめ、関係者に多大なご迷惑やご心配をお掛けし、深くおわびする」と謝罪した。

 市の説明によると、不適切支出は確認できるだけで、2013年度から16年度までの間、行われた。男性は業者と協力し、マラソンのポスターやパンフレットなどの物品を水増しして発注。発注数に合わせた領収書を作成させ、その差額を裏金にしていた。

 男性は09年4月から、マラソンの実行委事務局を担当する市営業開発課の課長と事務局長に就任。不適切支出は男性が主導し、同課職員延べ5人も関与していたという。

 市の調べに対し、男性は「マラソンを成功させるためにやった」と私的流用を否定。使途について明確に答えていないという。市によると、男性は裏金の一部を営業活動の一環で飲食代に使っていたという。

 市が昨夏に帳票を調べたところ、発覚した。市長は「チェック機能が果たされていなかった」「(男性を)能力が高い職員と判断し、信頼しきっていた」などと釈明。再発防止策として「組織変更も含め、トータルでチェックできる体制を検討していきたい」と述べた。


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