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慶応7-5桐光学園
【高校野球北神奈川】桐光、反撃及ばずも主将意地の2打点

高校野球 神奈川新聞  2018年07月30日 23:42

【桐光学園-慶応】8回裏桐光学園1死一、二塁。左前適時打を放ち4点目を挙げた山田
【桐光学園-慶応】8回裏桐光学園1死一、二塁。左前適時打を放ち4点目を挙げた山田

【桐光学園-慶応】8回裏桐光学園1死一、二塁。左前適時打を放ち4点目を挙げた山田
【桐光学園-慶応】8回裏桐光学園1死一、二塁。左前適時打を放ち4点目を挙げた山田

 高校野球の第100回全国選手権神奈川大会最終日は30日、横浜市中区の横浜スタジアムで、慶応-桐光学園の北神奈川の決勝が行われ、慶応が7-5で桐光を下して10年ぶり5度目の優勝を飾り、春夏連続の甲子園出場を決めた。東京代表時代を含めると18度目の夏の甲子園となる。

 神奈川の100回目の夏を締めくくる一戦で、慶応は1-0の二回に宮尾将(3年)が2点本塁打を放ち、三回にも廣瀬隆太(2年)のソロ本塁打などで加点した。エース生井惇己(3年)は八回途中まで5失点。桐光は八回に4得点と猛反撃を見せたが及ばなかった。

 慶応と、29日の南神奈川を制した横浜が出場する全国選手権大会は8月2日に組み合わせ抽選会が行われ、同5日から17日間、兵庫県西宮市の甲子園球場で開催される。

▽決勝
慶応
122 000 110|7
000 100 040|5
桐光学園

【評】慶応が序盤の長打攻勢で逃げ切った。初回に敵失で先制すると、二回2死から宮尾の2ラン、三回には廣瀬のソロと善波の適時二塁打で5点のリードを奪った。先発生井は疲労の出た終盤につかまったが、2番手の渡部が制球に苦しみながらも自責点0で切り抜けた。桐光学園は八回に代打鵜沢の本塁打など打者10人の反撃で4点を奪ったが、あと一歩及ばず。二回の盗塁失敗や五回のけん制死などで流れを引き寄せられなかった。

【慶応-桐光学園】フォトギャラリー

重圧にも先頭立ち 山田意地の2打点


 押しつぶされそうな重圧と闘っていた。「点を取り切れなくて悔しい」。試合後、桐光学園の主将・山田が地面に何度も突っ伏し号泣する姿が物語っていた。

 桐光打線が目覚めたのは6点を追う八回。代打鵜沢のソロで流れを呼び込み、1死一、二塁から山田も勝負強く適時打を挙げた。しかし、打者10人で2点差まで詰めた反撃もここまでだった。

 野呂雅之監督(57)は「あそこでもう1本出ている時は優勝できていた。同点でも駄目。どんなことをしても、勝ち越さないといけない」と冷静に振り返った。

 指揮官が「山田のチーム」と全幅の信頼を置くリーダーは、ベンチの半数以上が下級生の若いチームの先頭に立った。

 1年前は打率6割3分6厘と大活躍した山田が、今夏は3割6分3厘。「今大会は自分自身が迷惑をかけていたので、最後は自分が打って勝利したいという一心だった」。2安打2打点と結果を出したのは、3年生の意地だった。

 山田自身はこの3年間、甲子園という夢を果たせなかったが、6年ぶりの決勝進出でチームには光明も差した。「大舞台のここ一番での強さが、相手より劣っていると感じた」と認めながらも「自分自身が成長できた3年間だったので悔いはない」。そのキャプテンシーは必ず受け継がれる。

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