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福島の子どもたちを招待 原発被害の親子招き交流会

話題 神奈川新聞  2018年07月30日 02:00

福島県内から招かれ、スイカ割りを楽しむ子どもたち=金目公民館
福島県内から招かれ、スイカ割りを楽しむ子どもたち=金目公民館

 2011年の東京電力福島第1原発事故によって屋外で遊ぶことができなくなった子どもたちに楽しい夏休みを過ごしてもらおうと、福島県内の親子を招いた地域交流会が29日、平塚市南金目の金目公民館で行われた。放射性物質の不安を忘れ、小学生7人を含む親子10人がひとときの夏休みを満喫した。

 市民団体「福島の親子とともに・平塚」が12年から年3回、一時避難を兼ねて福島や近隣地域の親子を平塚市内で受け入れており、今夏は9家族31人に大磯海岸での海水浴や新江ノ島水族館の観光などを楽しんでもらう。

 地元住民らを含め約30人が参加した交流会では、福島の親子が現状を報告。いわき市の女性(41)は「少しでも放射線から離れた場所で遊ばせたい。子どもたちは一度も地元の海で泳いだことがない」と訴えた。子どもたちは地元住民と共に紙芝居やかるた、スイカ割りなどを楽しんだ。

 長男(11)と次男(6)と共に同県本宮市から来た女性(30)は、実家が農家だったが震災後に廃業、ひとり親として子ども2人を育てる。放射線の心配から子どもたちを庭で遊ばせることもできず「経済的に苦しく、移住もできない。県外に保養に行くだけでも白い目で見られ、周囲と温度差も感じる」と嘆く。小学5年生の長男は「これから海に入って泳いだり、山で遊んだりしたい」と胸を弾ませていた。

 同団体の小嶋倫子代表は「公的支援を打ち切られ苦しむ家族もいる。一方で事故から7年たち、ボランティアによる支援も減りつつある」と警鐘を鳴らした。


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