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大山街道の歴史を再現 川崎市高津区で「納太刀」行列も

話題 神奈川新聞  2018年07月30日 02:00

大山街道を練り歩く納太刀の行列 =川崎市高津区
大山街道を練り歩く納太刀の行列 =川崎市高津区

 大山街道の歴史を伝える川崎市高津区の区民祭が29日、大山街道ふるさと館(同区溝口)周辺で開かれた。江戸時代に盛んだった「大山詣(まい)り」の習慣を再現した「納太刀(おさめだち)」の行列が練り歩き、来場者を魅了した。

 納太刀は、往時の旅人たちが開運や厄よけを祈願して大山阿夫利神社の石尊神に奉納した太刀のこと。本来は真刀だが、高津地区連合町内会が祭り用にと、長さ2・7メートル、重さ約20キロの木製の太刀を制作した。

 この日の祭りでは、参詣の際に旅人が着用した白いはんてん姿で納太刀を担いだ男たちが、威勢のいい掛け声を上げながら街道を歩き、沿道から盛んな拍手を浴びた。

 同連合町内会長で区民祭実行委員長の瀧村治雄さん(80)は「納太刀の行列は大山街道を象徴する地域の大切な資源。その姿を後世に伝えていきたい」と話していた。

 市消防音楽隊、洗足学園音楽大マーチングバンド、みこしのパレードも行われた。また、「究極のエコカー」とされる燃料電池自動車(FCV)もパレードに加わり、地球環境保全をアピールした。


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