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空の“海猿”採用拡大 海保航空課程、救難出動増加に対応

社会 神奈川新聞  2018年07月24日 09:58

海上保安庁パイロットの福田さん(左)と倉橋さん =羽田航空基地
海上保安庁パイロットの福田さん(左)と倉橋さん =羽田航空基地

 海上保安庁は、海上保安学校(京都府舞鶴市)に来年4月入学の航空課程の採用予定数を従来の10人から25人に拡大する。海難救助や災害対応などに出動する機会が増えているため増員を決めた。インターネットで26日まで募集している。

 海保は領土面積の約12倍にあたる領海と排他的水域の計約447万平方メートルの水域を中心に監視活動を行っている。他にも米国との協定により、羽田から3千キロを超える広大な海域の捜索救助にも当たっている。

 第3管区海上保安本部(横浜)羽田航空基地は航空機4機、ヘリ2機が所属している。久門洋一基地長によると、航空機やヘリは終夜を問わず出動し、特にヘリは急患らのつり上げ救助や巡視船への離着船など高い操縦技術が求められるという。

 パイロット歴13年目の福田由香里さん(35)=石川県出身=は「1度の人生なので、関心があったパイロットにチャレンジしようと思った」と女性でも気軽に挑戦できることをPR。16年目の倉橋秀和さん(36)=愛知県出身=は「海での事故は遭難者が生きて帰ってこられる方がまれ。つらいこともあるが、救助できた時は達成感がある仕事」と、機長としてのやりがいを語った。

 採用の問い合わせは、同本部総務部人事課電話045(211)1118。


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