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県警巡査部長が収賄容疑 情報漏えい見返り

社会 神奈川新聞  2016年10月26日 02:00

 知り合いのヤミ金業の男に職務上知り得た個人情報を漏らしたとして、地方公務員法違反(守秘義務違反)容疑で、伊勢佐木署刑事2課暴力犯係の巡査部長(46)=横浜市中区大平町=が逮捕された事件で、情報を漏らした見返りに賄賂を受け取ったとして、県警は25日、収賄の疑いで、巡査部長を追送検した。また、贈賄の疑いで、無登録で貸金業を営んでいた容疑者(73)=地方公務員法違反容疑(そそのかし)で逮捕=を追送検した。

 巡査部長の追送検容疑は、4月ごろ、同区内の居酒屋で、情報提供の謝礼や今後も便宜を図ってもらうためと知りながら、貸金業の容疑者から現金2万円を受け取ったほか、5月13日ごろにも同区内の飲食店で6万円の接待を受けた、としている。

 県警監察官室によると、巡査部長は容疑を認め、「捜査情報を得るために良好な関係を維持したかった」などと供述。貸金業の容疑者も容疑を認めている。

 巡査部長は、別の事件の参考人だった貸金業の容疑者を取り調べて知り合った。貸金業の容疑者の依頼を受けて県警本部の照会センターに問い合わせ、3月10日ごろから4月6日ごろにかけて、貸金業の容疑者から借金をしている4人の住所や生年月日、電話番号などの個人情報を入手し、メールなどで教えていた。貸金業の容疑者は入手した情報を基に、債務者に返済を迫っていた。

 県警は25日付で巡査部長を懲戒免職処分とし、当時の伊勢佐木署長ら7人を本部長注意などの処分とした。

 同室の花家憲也室長は「警察官としてあるまじき行為で誠に遺憾。今後は警察官としての高い倫理観と社会的責任を深く認識し、信頼回復に全力を挙げて取り組む」などとコメントした。

 横浜地検は同日、地方公務員法違反(守秘義務違反)の罪で、巡査部長を起訴した。


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