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「乳がん検診を」麻倉未稀さん、元プリプリ富田さん訴え 9月に啓発イベント

社会 神奈川新聞  2018年07月19日 11:00

乳がん検診の受診を呼び掛ける麻倉さん(右)と富田さん=藤沢市役所
乳がん検診の受診を呼び掛ける麻倉さん(右)と富田さん=藤沢市役所

乳がん検診の受診を呼び掛ける麻倉さん(右)と富田さん=藤沢市役所
乳がん検診の受診を呼び掛ける麻倉さん(右)と富田さん=藤沢市役所

 日本女性の11人に1人が罹患(りかん)するとされる乳がんの検診を呼び掛けようと、藤沢市在住の歌手麻倉未稀さんや、ロックバンド「プリンセスプリンセス」元メンバーでドラマーの富田京子さんが「ピンクリボンふじさわ実行委員会」を立ち上げた。9月に市内で開く啓発イベントなどを通じて、早期発見、早期治療の重要性を訴えていくという。

 乳がんは女性のがんで最も多く、国立がん研究センターの推計では、年に約9万人が診断される。一方、検診受診率(40歳以上)は低く、2016年度の藤沢市は24.7%と、県平均の31.1%、全国平均の29.7%を下回っている。

 麻倉さんは昨年4月、テレビ番組の企画で健康診断をした際にしこりが見つかり、再検査で乳がんが発覚。0から4まで分類される病期はステージ2に進行していたという。

 同6月に手術し、麻倉さんは「前回の受診から10年ほど検診を受けていなかった。今回、思わぬ形でがんを発見できて検診の大切さを感じた」と話す。

 自らが罹患して初めて、がんについて種類や治療法が異なることを詳しく知った。「一人でも多くの人に乳がんのことを知ってもらいたい」と市や音楽仲間に協力を呼び掛け、自らが実行委員長として啓発イベントを企画した。

 副委員長に就任した富田さんは、NPO法人「乳房健康研究会」が認定する啓発ボランティア「ピンクリボンアドバイザー」の資格を持つ。13年からは毎年、市保健医療財団のイベントに参加し、検診の重要性を伝えている。

 昨年のイベントでは、乳がんを経験した女性から、治療を受けながら仕事を続けたことや、子どもが敏感に病気を察知していたことなどが語られた。

 富田さんは「私自身、中高生の子どもがいる。もし乳がんに罹患して、例えば1カ月入院することになったらと考えると、家を空けることの難しさを感じる」と話す。

 今回企画した啓発イベント「LOVE ONE'S FOR」(9月29、30日・藤沢市民会館周辺)は、湘南記念病院乳がんセンター長の講演やシンポジウム、コンサートを開催するほか、乳がんや検診に関する相談会も実施する。

 実行委は、イベント開催だけでなく、継続して活動していくという。麻倉さんは「乳がんは怖くない病気で、早く発見できれば治るということを伝えていきたい」と話している。


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