1. ホーム
  2. 経済
  3. 補助金・助成金活用、2割止まり 中小企業調査 「知らない」「関心ない」の回答も

補助金・助成金活用、2割止まり 中小企業調査 「知らない」「関心ない」の回答も

経済 神奈川新聞  2018年07月19日 09:20

横浜駅空撮
横浜駅空撮

 横浜信用金庫(横浜市中区)が取引先の中小企業を対象に実施した調査によると、国や都道府県による中小企業支援の補助金や助成金を活用した企業は、全体の2割にとどまった。利用しない理由については、「そもそも知らない、関心がない」という回答が3割に迫り、支援制度の周知も課題に浮上している。

 補助金や助成金を活用したことがある企業は21.1%にとどまり、活用したことがない企業(78.9%)と大差がついた。活用して役立ったものは「研究開発・設備投資」が7.8%、「雇用・人材・健康」が5.9%、「経営改善・事業再生・M&A」が2.8%。

 活用したことがない理由については、「適当な補助金・助成金がない」が29.2%、「そもそも知らない、関心がない」が28.8%とそれぞれ3割弱。「手間や費用などがかかる、審査が厳しい」との回答も20.9%に上り、制度の敷居の高さもうかがえる結果となった。

 一方、公的機関などが主催するセミナーについて「参加したことがある」企業は29.5%。参加して役立ったテーマは「事業承継、相続、M&A支援」が10.4%と最も人気が高く、「販路拡大、マーケティング」(9.0%)、「人材確保、育成」(6.3%)と続いた。

 同時に行った景気動向調査では、4~6月期の全産業の業況判断DIは前期比1.0ポイント低下しプラス6.3だった。7~9月期はプラス7.0を見込む。

 調査は6月上旬、同信金の取引先774社を対象に実施し757社が回答した。回答率は97.8%。


シェアする