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現代日本画の秀作並ぶ 横浜、春の院展開幕

カルチャー 神奈川新聞  2018年07月14日 09:40

繊細な筆遣いの作品に見入る来場者=そごう美術館
繊細な筆遣いの作品に見入る来場者=そごう美術館

 現代日本画壇を彩る秀作が集う「第73回春の院展」が13日、横浜駅東口のそごう美術館で始まった。日本美術院の同人作品35点をはじめ、受賞作品や県内出身・在住画家を中心とする入選作品206点が並ぶ。22日まで。神奈川新聞社などの主催。

 日本美術院は横浜ゆかりの美術家、岡倉天心らが1898年に立ち上げ、今秋に創立120周年を迎える日本画の研究団体。同展は1945年に「日本美術院小品展覧会」として始まり、70年に現在の名称となった。

 川崎市在住で同人の大矢紀さんの作品は、皆既月食を題材にした「華月蝕」。月食、ブルームーン、スーパームーンの天文現象が重なった今年1月の夜空を華やかな梅の花越しに描いた。

 「小品展」で始まった同展は、規定により作品のサイズが小さいため、新人にも取り組みやすく、実験的な作品がそろうのも見どころだ。

 同館の学芸員は「細部まで描き込まれているのは小品ならでは。さまざまな表現や技法をじっくり見てほしい」と話している。

 一般800円、高校・大学生600円。14、16日の午後2時から、同人によるギャラリートークを行う。問い合わせは同館電話045(465)5515。


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