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若手ハンター育成目指し「塾」 松田町が開催へ

話題 神奈川新聞  2018年07月14日 09:35

今年3月に開催された狩猟体験イベントでは、わなの仕掛け方などが説明された(松田町提供)
今年3月に開催された狩猟体験イベントでは、わなの仕掛け方などが説明された(松田町提供)

 狩猟や狩猟免許などについて学ぶ「まつだハンター塾」が21、22の両日、松田町内で初開催される。狩猟の担い手確保を課題と位置付ける町が、若手育成につなげようと企画した。無料で参加できる。

 対象は、狩猟免許取得に意欲がある人や、免許がありながらも活動していない人。動植物調査などに取り組む民間業者「地域環境計画」(東京都世田谷区)の猟師らを講師に、狩猟の基礎知識や免許習得の流れなどを伝授。地元猟師と座談会を行う。

 両日とも座学、座談会は共通しているが、松田地区で開催される21日は猟師と一緒にコースを回り、わな猟を、寄(やどりき)地区で行われる22日は銃猟を見学する。21日は定員15人、22日は10人。各日、または両日の参加も可能だ。

 町観光経済課によると、2012年度はシカとイノシシ計62頭の捕獲が町に報告されたのに対し、17年度は計160頭と2倍以上に増加。畑が掘り起こされるなど農作物被害が発生している。

 町は狩猟免許を持つ市民らでつくる「実施隊」にシカやイノシシの捕獲や駆除を依頼しているが、49人いるメンバーの多くは高齢者で、担い手確保が課題になっている。

 そこで町は今年3月、狩猟の基礎知識を学んだり、ジビエ(野生鳥獣肉)料理を試食したりする体験イベントを実施。地元だけでなく、南足柄市や横浜市などから計25人の申し込みがあるなど好評だった。

 2018年度もハンター育成事業として300万円を一般会計当初予算に計上、地元猟師との交流などを新たに盛り込み、猟師育成の後押しを狙う。秋には捕獲したシカやイノシシなどの解体体験会も催す。

 同課の担当者は「町に住みたい、狩猟をやってみたいと思うきっかけになれば」と話している。

 各日とも午前10時~午後4時半。問い合わせ・申し込みは、地域環境計画電話03(5450)3700。今月17日締め切り。


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