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はれのひ元社長を詐欺罪で起訴 地検「今後も捜査継続」

社会 神奈川新聞  2018年07月13日 18:56

横浜地検
横浜地検

 虚偽の財務書類を示して銀行から融資金をだまし取ったとして、横浜地検は13日、詐欺の罪で、振り袖の販売・レンタル業「はれのひ」(横浜市中区、破産)の元社長(55)=住所不定=を起訴した。認否は明らかにしていない。

 起訴状によると、被告は2016年8月から9月にかけて、新規出店に伴う運転資金などの名目で横浜市内の銀行に融資を申し込み、3500万円を詐取した、とされる。

 地検によると、被告は融資の申請前、売上金を架空計上した15年9月期の決算報告書や、利益を水増しした15年10月~16年4月の月次残高試算表を銀行側に提出。会社の経営実態を隠し、返済の意思や能力があるかのように装っていた。

 捜査関係者によると、被告は15年9月期決算の粉飾後も複数の金融機関から計約6億円の融資を受けていたことが判明している。繰り返し融資を受けては他の金融機関への返済に充てる自転車操業を続けていた疑いがあり、地検は「今後も捜査を継続していく」としている。

 同社を巡っては、今年1月8日の成人の日を前に店舗を閉鎖し、横浜市などで晴れ着を着られない新成人が相次ぐトラブルが発生した。被告は3月下旬に家族とともに米国へ渡航し、そのまま滞在。帰国した6月23日に詐欺容疑で県警に逮捕された。


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