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8年で運賃5400万円着服 川崎のバス副所長、調理網で

社会 神奈川新聞  2018年07月10日 20:38

川崎鶴見臨港バス
川崎鶴見臨港バス

 8年余りにわたり路線バスの運賃約5400万円を着服したとして、川崎鶴見臨港バス(川崎市川崎区)は10日、鶴見営業所の男性副所長(59)=横浜市鶴見区=を6日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。10日に鶴見署に被害届を提出した。

 同社によると、前副所長は2010年2月から今年6月まで、営業所の精算機の点検口に調理用の網を入れて硬貨を抜き取る手口で、着服を繰り返していたという。運賃箱と精算機のデータが合わないなど不審な点が発見され、営業所の精算室に防犯カメラを設置。6月10日夜に、前副所長が硬貨を抜き取る姿が写っていたという。

 前副所長は盗んだ現金を管理するための銀行口座をつくっていた。口座に残されていた約2千万円は返還したが、それ以外は旅行や貴金属購入などに使ったという。

 同社では昨年10月、市交通局から管理委託されている営業所所属の男性運転手が運賃を着服したとして懲戒解雇された。同社は度重なる不祥事を謝罪した上で、防犯対策の見直しを進めるとともに「全社員への指導、教育を徹底し再発防止に取り組む」としている。


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