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教室に行こう
県立横浜旭陵高校(横浜市旭区)

教室に行こう 神奈川新聞  2018年07月10日 16:59

動物園で「相棒」観察 
来園客に成果を発表、「自信が持てた」


1年間の集大成を披露する生徒=「ズーラシア」
1年間の集大成を披露する生徒=「ズーラシア」

 ここは、横浜市旭区にある「よこはま動物園ズーラシア」(「ズーラシア」)。平日、標準服を着た高校生が一生懸命に動物を観察し、メモを取っている。横浜旭陵高校の「Zoology(ズーオロジー)」の授業風景である。

 「Zoology」は、同校が隣接する「ズーラシア」と提携した授業で、動物園での観察、学校での講義、外部講師による講演などを通して、動物と人間の関係について、年間を通して学び考察する。

 生徒たちは授業開始前、入り口に集まり、入場券を受け取ると一目散に園内に駆け込んでいく。年度当初の授業では、ズーラシアの動物を満遍なく観察し、1年間担当する動物を決める。

 「何という名前の動物だろう?」「思っていたより大きい!」

 親しみを込めて「相棒」と呼ぶ動物を見詰める生徒の目は、真剣そのものだ。

 「相棒」が決まると、詳しく観察し、気付いたことや疑問に思ったことについて探究し、理解を深めていく。一連の学習を通じて、「ズーラシア」には絶滅の危機にひんしている動物が数多くいることに気付き、動物園の役割のひとつである「種の保存」の大切さを実感していく。


予定を間違えないように、連絡掲示板をしっかり確認
予定を間違えないように、連絡掲示板をしっかり確認

 1年間の集大成は、「ズーラシア」での発表だ。家族連れでにぎわう土曜日、自分が調べ、感じたことを来園客に発表する。ぬいぐるみや説明用の図表などの小道具を使い、説明する姿は大好きな「相棒」への愛着がにじみ出ている。いきいきと説明する様子は、教室とは違った一面だ。

 「Zoology」を学んだある生徒はこう話す。「自分は、人前で話すことが苦手だったけど、この授業を通して、たくさんの人たちに自分の調べた成果を聞いてもらい、自信が持てた」。生徒たちは「相棒」とともに、日々成長している。


さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/


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