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大涌谷「落ち着いた状態」  東海大教授が火山ガス観測

社会 神奈川新聞  2018年07月04日 02:00

大涌谷で火山ガスを採取する東海大のメンバーら(同大理学部大場武研究室提供)
大涌谷で火山ガスを採取する東海大のメンバーら(同大理学部大場武研究室提供)

 箱根山(箱根町)の大涌谷で3日、東海大の大場武教授が火山ガスの定点観測を行い、「火山活動は落ち着いた状態」であることを確認した。大涌谷は観測史上初の噴火から3年が経過。この日は火口などから噴き出す蒸気の勢いも弱まっていたという。

 大場教授は2015年4月に火山活動が活発化する前から、大涌谷と周辺の噴気地帯で火山ガスをほぼ毎月採取。ガスの組成変化から活動の消長を見極めているが、「前回調査時と比べ、ほとんど変化していなかった」とした。

 大涌谷では15年6~7月にごく小規模な噴火が断続的に発生。一時は3(入山規制)に引き上げられた噴火警戒レベルは、最低の1(活火山であることに留意)が続いているが、気象庁は噴気やガスなどに注意するよう呼び掛けている。


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