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英語対応、強化へ 高津署で意見交換

社会 神奈川新聞  2018年06月27日 11:22

高津署員と外国人の相談スタッフとの意見交換会=川崎市中原区の市国際交流センター
高津署員と外国人の相談スタッフとの意見交換会=川崎市中原区の市国際交流センター

 高津署は26日、川崎市国際交流センター(中原区)で、外国人の相談に当たるスタッフらとの意見交換会を開いた。同署の溝口駅前交番が昨年9月に県内で2例目の「英語対応交番」として運用されていることから、スタッフとの意見交換を通じて、訪日外国人の困り事や悩みを理解し、職務に役立てる狙い。2020年の東京五輪・パラリンピックを控え、訪日外国人の増加が見込まれ、同署は「臨機応変な対応に生かしたい」としている。

 同交番では、英語が堪能な3人の署員が交代で対応に当たっているという。この日の意見交換では、同センターから英語や韓国語、スペイン語などを話す6人の相談スタッフが出席。署員と落とし物の取り扱いや、ドメスティックバイオレンス(DV)の対応などについて話し合った。

 署員は交番に人がいなくても、緊急時は警察電話が利用でき、通訳などを通じて相談ができるなどと説明。相談スタッフでアルゼンチン出身の藤倉エルダベアトリスさんは「20年にはたくさんの外国人が訪日する。日本にいる外国人でも漢字が読めない人も多いので、SNS(会員制交流サイト)などで、今日聞いた情報を発信していきたい」と話した。

 署によると、昨年9月から今年5月までに溝口駅前交番を利用した外国人は30人ほど。中村高久地域担当次長は「事件などに巻き込まれないよう、相談しやすい日本の警察のイメージを広げていきたい」と力を込めた。


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