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【はれのひ社長逮捕】粉飾後6億円融資か 3億円は未返済

社会 神奈川新聞  2018年06月27日 02:00

時折唇をかみながら報道陣の質問に答える「はれのひ」の元社長=2018年1月、横浜市中区
時折唇をかみながら報道陣の質問に答える「はれのひ」の元社長=2018年1月、横浜市中区

 今年の成人の日を前に突然営業を取りやめた振り袖の販売・レンタル業「はれのひ」(横浜市中区、破産)の銀行融資詐取事件で、同社が2015年9月期決算を粉飾して債務超過の事実を隠蔽(いんぺい)後、1年ほどの間に複数の金融機関から計約6億円の融資を受けていたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。うち約3億円は未返済という。県警は、詐欺容疑で送検された同社元社長(55)が、粉飾した財務資料を提示するなどの手口で、繰り返し融資を引き出しては返済に充てていたとみて、経緯を調べている。

 元社長は16年9月に、新規出店の融資名目で横浜市内の銀行から3500万円をだまし取った疑いで逮捕、送検された。これまでの捜査で、15年9月期の決算書類に売り上げ約5千万円を架空計上して、債務超過を隠し、融資を引き出したことが分かっている。

 捜査関係者によると、同社は15年9月からの約1年間で、逮捕容疑の融資を含め、10の金融機関から18回にわたって計約6億円の融資を受けていた。逮捕容疑の銀行以外の金融機関からも被害届が提出されており、県警が融資の実態を調べている。

 同社の破産管財人によると、負債総額約10億8500万円のうち、金融機関などからの借入金は約4億円に上っていた。


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