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〈時代の正体〉若者が考えた「平和への予算」川崎で企画展

時代の正体 神奈川新聞  2018年06月26日 06:12

展示パネルを説明する企画した暉峻さん=川崎市中原区の市平和館
展示パネルを説明する企画した暉峻さん=川崎市中原区の市平和館

【時代の正体取材班=石橋 学】「お金」をキーワードに安全保障の在り方を考える企画展が川崎市平和館(中原区木月住吉町)で開かれている。平和に資する国家予算の使い方をテーマに高校生、大学生が取り組んだワークショップの報告をパネルで紹介。安保とは何か、平和を考えるとはどういうことか。柔軟な発想で新しい平和のカタチが考察されている。

 ワークショップは県立川崎高校と同神奈川総合高校、中央大、恵泉女学園大、清泉女子大が参加した。

 平和とは戦争がないだけでなく、貧困や格差、レイシズム(人種差別)など構造的、文化的暴力のない状態であり、安全保障には、軍事力で領土や国民を守る伝統的なものと、国境を超えて人そのものに対する脅威を排除する「人間の安全保障」という概念がある。そうした平和学の基礎を学んだ上で、近隣2カ国と対立、同盟関係にある架空の国の国家予算を考えた。

 川崎高校のあるグループは「互いに外国だからいがみあう。一つの国になれば無駄な軍事費を使わずに済む」と「連合国予算」を提唱。神奈川総合高校は「安全保障は国内の社会保障、外交関係などが絡み合っていて『ここを強くすれば安全だ』というものではない」と結論付け、「みんなパワーアップ予算」を組んだ。

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