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CO2排出権取引詐欺 主犯格被告に実刑判決

社会 神奈川新聞  2018年06月22日 02:00

横浜地裁
横浜地裁

 二酸化炭素(CO2)排出権取引の名目で投資を持ち掛け現金をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われた投資会社「日本橋クリエイト」(東京都中央区)の実質的経営者の男(68)と社員4人の判決公判が21日、横浜地裁であった。宮本聡裁判官は、経営者の男に懲役5年(求刑懲役7年)の実刑を、社員4人には懲役2年6月~3年、執行猶予5年(同懲役3年6月~5年)をそれぞれ言い渡した。

 宮本裁判官は「先物取引に通じている立場を利用し、知識に乏しい被害者を巧みに勧誘した。会社ぐるみの組織的かつ常習的犯行で悪質というほかない」と指弾。経営者の男については「中心的役割を果たした。刑事責任は共犯者間で最も重い」とした。

 判決によると、経営者の男らは2014~16年、横浜市や千葉、埼玉県に住む54~83歳の6人に、CO2排出権取引の名目で投資話を持ち掛けて、現金計約5800万円をだまし取った。


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