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消えゆく三浦のランドマーク 風力発電2基、老朽化で撤去へ

話題 神奈川新聞  2018年06月21日 02:00

宮川公園に設置されている2基の風力発電機(三浦市提供)
宮川公園に設置されている2基の風力発電機(三浦市提供)

 宮川公園(三浦市三崎町六合)内の風力発電機2基が今秋にも撤去されることが20日、分かった。市のランドマークとして長く親しまれてきたが、所有・運営する「日本風力開発」(東京都港区)が老朽化などを理由に、市に申し出たという。

 同日開かれた市議会都市厚生常任委員会の協議会で、市側が明らかにした。

 市環境課によると、2基は新エネルギー・産業技術総合開発機構とニチメン(現・双日)でつくる「三浦風力発電研究所」が1997年、経済産業省の風力発電実証実験の一環で設置した。

 2基ともにタワーの高さは35メートルで、プロペラの直径は31メートル。2016年度までの10年間の平均の発電量は、一般家庭約200世帯の年間の消費電力量に相当する年間計約87万キロワット時という。

 設置から20年近くたった15年8月、内部の機材が故障したため、1基が稼働を停止。17年6月に同じ理由でもう1基も止まった。

 同課によると、日本風力開発がことし5月、修理に必要な部品の調達が困難で、老朽化も著しいことなどから撤去したいと文書で申し出たという。

 協議会で、市は撤去時期について「具体的には決定していないが、秋ごろが目安」と説明。公園を管理する土木課と協議しながら同社が撤去するという。

 今後については「観光資源やランドマークになるものを検討したい」とした。


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