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「町民納得の観光拠点に」 半原水源地跡地巡り小野澤氏 愛川町長選再選

選挙 神奈川新聞  2018年06月19日 02:00

再選から一夜明けて2期目への思いを語る小野澤町長=愛川町役場
再選から一夜明けて2期目への思いを語る小野澤町長=愛川町役場

 17日に投開票された愛川町長選は、現職の小野澤豊氏(65)が新人候補を大差で破り、再選を果たした。事務所に集まった大勢の支援者や地元選出議員らの拍手と歓声で迎えられた小野澤氏は「気持ちを新たにしっかりと前を見据え、子どもたちから高齢者の皆さんまで(町民)4万1千人に寄り添った町政運営に取り組む」と強調。一夜明けた18日、次の4年間を託された小野澤氏に、今後のかじ取りについて聞いた。

 -今回の民意をどう受け止めたか。

 「選挙期間中から皆さんが気持ちを一つに応援してくれた。投票率は下がったが、得票は7873票と前回より1200票ほど増えた。町民の強い(期待の)思いがあると感じた」

 -対抗馬の小島氏は、告示直前の出馬表明だったが一定の支持を得た。

 「いろいろな要素があると思う。よく分析し、しっかりと真摯(しんし)に受け止める」

 -町民の関心が高い「半原水源地」跡地の利活用にあらためてどう取り組むのか。

 「特定の地域だけの拠点づくりでなく、『町全体の再活性化につなげる観光施策』ということを訴えてきた。できるだけ多くの町民が納得できる事業展開をしていきたい。現在はようやく(利活用に取り組む)基本計画ができたところ。今後は住民説明会なども開き、町民に計画を示していきたい」

 -鉄道駅のない愛川町にとって、交通アクセス改善が積年の課題だが、2期目はどう取り組むか。

 「(町内の)循環バスの運用や、(本厚木駅方面の)急行バスの本格運行などを一歩一歩、進めてきた。アンケートなどを実施しつつ、(近隣自治体の)駅までの新規バス路線ができないか、ニーズを調べていきたい」

 -リニア中央新幹線の中間駅ができる橋本駅へのアクセスは。

 「将来的にはそれも見越して検討していく余地はある。いろいろと難しい課題もあるが、視野に入れていく必要はある」

3割の得票獲得「町長も無視できない」 小島氏


 現職に挑んで敗れた新人の小島淳氏(37)は17日夜、町内の実家に集まった親族らを前に頭を下げた。約3割の得票を収めたことについて「小野澤町長も無視できない数字と思う。(今回の結果が)少なからず今後の町政に役に立てば」と語った。

 都内への交通アクセス改善を最重要課題に掲げた選挙戦。手応えを口にした一方、「知名度を上げられなかった」と敗因を振り返った。今後については「町を良くしていきたい思いはずっとある。より良いまちづくりを地道に勉強していきたい」と述べた。


落選が決まりあいさつする小島氏=17日午後10時5分ごろ、愛川町半原
落選が決まりあいさつする小島氏=17日午後10時5分ごろ、愛川町半原

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