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〈時代の正体〉人種差別主義者が再び川崎で集会計画 26日にミューザ川崎で

時代の正体 神奈川新聞  2018年06月16日 09:24

人種差別主義者が主催する集会の利用申請がなされたミューザ川崎=川崎市幸区
人種差別主義者が主催する集会の利用申請がなされたミューザ川崎=川崎市幸区

【時代の正体取材班=石橋学】極右活動家が再び川崎市の公的施設で集会を計画していることが15日、分かった。ヘイトデモ・集会に数多く参加している高橋賢一氏が代表を務める「クリーンかわさき連絡会」が、26日にミューザ川崎(幸区)の会議室の利用を申請。市は公的施設でのヘイトスピーチを未然に防ぐガイドラインに沿った対応を見据え、集会の目的などの情報収集に当たっている。

 同市では、人種差別扇動者の瀬戸弘幸氏が3日に計画したヘイト集会が市民の抗議で中止になったばかり。高橋氏は参加者の一人だった。

 同会は1947年、川崎で密造酒摘発を指揮して朝鮮人に殺害された税務官の「慰霊祭」と称し、毎年6月26日に集会を開催している。昨年は瀬戸氏や、人種差別団体「在日特権を許さない市民の会」の会長らヘイトスピーチの常習者も参加していた。

 今回は慰霊祭と銘打っているが、抗議の市民を威力業務妨害罪で訴える準備を進めていると公言している瀬戸氏は、自身のブログで「裁判の打ち合わせ会を開催する」と、ヘイト集会参加者の来場を呼び掛けている。

 高橋氏は、民族虐殺をうたい在日コリアン集住地区を標的にした「川崎発日本浄化デモ」など、市内外でのヘイトデモに参加してきた。昨年12月、瀬戸氏主催のヘイト集会で登壇した際は「税務官はヘイトで殺された。ヘイトスピーチで(在日コリアンの)誰か死んだか」と発言。密造酒摘発が民族弾圧として繰り返されてきたという史実を無視した上で、特定の民族を属性でひとくくりにして凶悪な存在に仕立て、人間としての存在を否定し、ときに自死にまで追い込むヘイトスピーチを目に見える被害の程度の問題にすり替え、差別を正当化してみせた。

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