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〈時代の正体〉多文化交流施設に脅迫電話 元市職員名乗り在日コリアン迫害

時代の正体 神奈川新聞  2018年06月14日 06:38

地域のまつりで披露される朝鮮半島の民族芸能。参加者は市ふれあい館の講座やクラブのメンバーだ=2017年11月19日、川崎市川崎区
地域のまつりで披露される朝鮮半島の民族芸能。参加者は市ふれあい館の講座やクラブのメンバーだ=2017年11月19日、川崎市川崎区

【時代の正体取材班=石橋 学】川崎市川崎区の多文化交流施設「市ふれあい館」に13日、市の元職員を名乗る男から「朝鮮人は朝鮮帰れ」と在日コリアンを脅迫する電話があった。同館は多文化共生を掲げる市の象徴的施設で、在日コリアンの職員が多数働き、子どもから高齢者まで利用者にも在日コリアンが多い。

 同館によると、同日午前10時半ごろ、男性の声で「元、市の職員のモトハシと申しますが」と名乗った後、「朝鮮人は朝鮮帰れ」と怒鳴り、すぐに切れた。同様の脅迫電話は過去にもあったが、市の元職員を名乗るものは初めてという。

 市内では3日、市が使用を許可した同区の市教育文化会館で人種差別主義者、瀬戸弘幸氏によるヘイト集会が計画され、参加者により「ウジ虫、ゴキブリ、出て行け」とヘイトスピーチが行われた。講演会は市民の抗議で中止になったが、その後、報復ともとれる「朝鮮人こそ反日ヘイト」といった差別落書きが市内の公園などで46件見つかっている。

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