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全日本大学野球選手権 慶大 コールド発進

スポーツ 神奈川新聞  2018年06月14日 02:00

【苫小牧駒大-慶大】9-0の5回表慶大2死二、三塁。2点打を放った慶大の3番・柳町 =神宮
【苫小牧駒大-慶大】9-0の5回表慶大2死二、三塁。2点打を放った慶大の3番・柳町 =神宮

 全日本大学野球選手権第3日は13日、神宮球場などで2回戦が行われ、慶大(東京六大学)九産大(福岡六大学)宮崎産業経営大(九州南部)などが準々決勝に進んだ。

 慶大は五回に10点を挙げる猛攻で苫小牧駒大(北海道)に11-0で五回コールド勝ち。慶応藤沢高出身の右腕高橋亮吾が5回1安打無失点と好投し、柳町達=慶応高出身=は4安打3打点の活躍だった。


柳町 4安打大暴れ


 ヒットメーカーの名にふさわしい活躍だ。慶大の3番柳町が自身初の舞台で4安打3打点と存分に暴れた。

 9-0の五回2死二、三塁、この回2度目の打席に立った背番号「1」は自信に満ちていた。「とにかくしっかり振るだけだった」と落ちる球を捉え、三遊間を割って左前へ。大会タイの1イニング2安打でコールド勝ちに導いた。

 初回、三回は最速154キロ右腕の相手エース伊藤に対して「直球でストライクを取りにくる」との分析通りに攻略した。

 慶応高出身の3年生外野手は今春、リーグ戦で自己最低の打率2割6分9厘。全日本選手権に向けて毎日500本の素振りを行い、「強みのミートできる打撃を復活させようとしてきた」という。

 1年春に、慶大のルーキーでは初のベストナインを受賞した好打者は「選手権では打率4割超えを目指してチームに貢献したい」と、31年ぶりの日本一へ闘志をみなぎらせた。 


高橋、1安打の快投


 慶大の右腕高橋(慶応藤沢高出身)が5回を1安打零封。「1失点以内に抑えようと低めを狙い続けた」と、140キロ台中盤の直球とフォークで攻めた。

 投手兼外野手だった高校3年夏は神奈川大会4回戦で大師に敗れた。進学後は体の開きを抑え、足を上げたあとタメをつくるフォームに改良。球速は10キロ以上アップし、1年秋から救援も任されるなど経験を積んできた。

 総合政策学部の3年生。現在も藤沢から日吉のグラウンドに通っており、大久保監督も「慶応藤沢高から来てよくここまで成長してくれている」とたたえる。この日、56球を投げた高橋は「まだまだいける。決勝まで全試合投げ切る気持ちでマウンドに立ちたい」と表情を引き締めた。


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