横浜市教育委員会は4月、新しい市立学校を4校開校する。人口が増加する鶴見・港北区で2校を新設、少子化が進む保土ケ谷・港南区の4校を2校に統廃合する。
市教委によると、新設されるのは、市場小学校(鶴見区)の5、6年生が通うけやき分校と、日吉台小(港北区)から分離する箕輪小。
一方、保土ケ谷区の上菅田小と笹山小を統合した上菅田笹の丘小が、港南区の野庭中学校と丸山台中を統合した丸山台中が、それぞれ開校する。上菅田笹の丘小は上菅田小の校舎の建て替え工事が終了する2023年3月まで、笹山小の校舎を暫定利用する。
4校とも開校式を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期した。時期は未定。
4校の開校は、地域住民らがまとめた意見書の方針に沿っているという。