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記者の視点 報道部 武田晃裕
アメフット悪質タックル問題 愛する競技の評判、地に落ち思う

社会 神奈川新聞  2018年06月09日 10:55

日本大アメリカンフットボール部の反則問題を巡り、記者会見する日大の内田正人前監督(右)と井上奨コーチ=5月23日夜、東京都千代田区(共同)
日本大アメリカンフットボール部の反則問題を巡り、記者会見する日大の内田正人前監督(右)と井上奨コーチ=5月23日夜、東京都千代田区(共同)

 試合前の儀式は格別だった。

 照明が落とされたロッカールームで仲間と手を取り合い、まぶたを閉じる。静寂を破る主将のげきに、あらん限りの雄たけびで応え、ときに涙してフィールドに向かっていく。

 ヘルメットと防具、痛みと体中のあざ。大学の卒業とともにそれらと別れてから、かれこれ10年になる。当時を思い起こすと今でも胸が熱くなるが、同時に胸が締め付けられてもいる。

 想像している。日本大の彼は果たして、どんな気持ちでロッカールームからフィールドに出ていったのだろうか、と。

 

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