新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、横浜市は28日、新たに、市内に住む20代から60代の男女4人の感染が確認された、と発表した。4人は、これまでに感染が確認された人と接触しておらず、感染経路は不明。
市によると、4人は、20代の女子学生、40代の男性会社員、50代の男性会社員、60代の男性タクシー運転手。
女子学生は2日から22日までイタリア、オーストリア、チェコ、イギリスを旅行。検疫所の指示で自宅待機していたといい、軽症。40代の男性は赴任先の米国から帰国直後に発熱。意識はあるが、倦怠(けんたい)感が強く、会話ができないほどの重症。
市内に勤務する50代の男性は軽症。都内で勤務する運転手は高血圧などの基礎疾患があり、軽症から中等症の状態という。