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平和のため「闘う」 脚本家・小山内さん横浜で講演

話題 神奈川新聞  2018年06月03日 02:00

「若者の赤い血を流させない」と語る小山内さん =かながわ県民センター
「若者の赤い血を流させない」と語る小山内さん =かながわ県民センター

 「2018 平和のための戦争展inよこはま」(実行委員会主催)の講演会が2日、横浜市神奈川区のかながわ県民センターで開かれた。実行委員長の脚本家小山内美江子さん(88)は、安倍晋三首相が憲法改正による9条の自衛隊明記に強い意欲を示していることについて「一番気に入らない。これがちゃんとしないうちは死ぬわけにはいかない。最後まで(平和のために)闘おうと思っている」と語気を強め、改憲阻止を訴えた。

 小山内さんは、主にカンボジアで学校建設などの支援を続ける認定NPO法人「JHP・学校をつくる会」の代表。同国では1993年、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき派遣された文民警察官の高田晴行さんが現地で銃撃を受けて殺害された。

 小山内さんによると、攻撃が激しさを増す中、一部の隊員はPKO協力法で武器の携行が認められていないため、自衛用に自動小銃を15ドルでひそかに入手。「(政治によって)そういうことを味わわせてはいけない。若者の赤い血は流させない。私たちは、私たちなりの平和への道のりをきちんとやっていかないといけない」と強調した。

 女優五大路子さんは読み芝居「真昼の夕焼け」を上演し、市立日吉台中学校演劇部は戦争孤児をテーマに朗読劇を披露。市立大の公認サークル「グローカリーYCU」は戦争遺跡などの調査活動を報告した。

 戦争展は、横浜大空襲があった5月29日に合わせて毎年開催。23回目の今年は3日まで。同日は慶応大名誉教授の小沼通二さん、ヒバクシャ国際署名スタッフの鈴木慧南さんらが講演する。写真展も開催する。問い合わせは、実行委電話045(241)0005。


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