東京五輪・パラリンピックの1年程度の延期が決まり、4年サイクルで夢の祭典に向けた活動を繰り返してきたスポーツ界は、対応を迫られることになった。新型コロナウイルス感染拡大による五輪史上初の事態を冷静に受け入れつつも、選手は強化計画に軌道修正が必要となり、競技団体は進行中の代表選考などの扱いに頭を悩ませる。
柔道男子60キロ級の金メダル候補で、2大会連続の代表に内定している高藤直寿(26)=東海大相模高出身、パーク24=は24日夜、自身のツイッターを更新。「東京2020→東京2021になるの?」とした上で、「どっちにしろ、僕はいつでも戦う準備は出来てます」と強調した。