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【速報】「何らかの進展を希望」も楽観視せず 米朝会談前にめぐみさん写真展で早紀江さん

社会 神奈川新聞  2018年06月01日 14:41

拉致被害者が無事に帰国するよう「祈るしかない」と心境を語る横田早紀江さん=川崎市幸区のミューザ川崎
拉致被害者が無事に帰国するよう「祈るしかない」と心境を語る横田早紀江さん=川崎市幸区のミューザ川崎

 北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(82)は1日、開催に向けた調整が続く米朝首脳会談に関し、「拉致問題も議題に上がっている。実現すれば何らかの進展があるのでは、と希望を持っている」と語った。川崎市幸区のミューザ川崎で始まっためぐみさんの写真展会場で、記者団の取材に答えた。

 米朝首脳会談は12日のシンガポールでの開催に向け、両国間の駆け引きが続く。不透明な情勢に早紀江さんは「楽観的には見ていない」と指摘。「冷静ではいられないが、冷静でいるように努めている。拉致被害者全員が無事に帰ってくるよう祈るしかない」と、複雑な胸中を明かした。

 父滋さん(85)が撮影しためぐみさんの写真約40点が並ぶ会場で、早紀江さんは「いつまで昔の写真ばかり見ていなければならないのか、情けない思い」とも吐露。「平和に向かい、北朝鮮は世界に信頼される国になってもらいたい。本当の意味での人間同士の温かい交流ができるようになればいい」と願った。

 入院中の滋さんについては、見舞客らがめぐみさんの写真を見せて「もうすぐ帰ってくるかもしれないから頑張らないと」との励ましに「分かっている」と元気に応じていると、明らかにした。


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