1. ホーム
  2. 社会
  3. 【茅ケ崎4人死傷】「赤だったが加速、進入」 容疑の90歳、数年前に自損事故

【茅ケ崎4人死傷】「赤だったが加速、進入」 容疑の90歳、数年前に自損事故

社会 神奈川新聞  2018年05月30日 02:00

事故現場付近で目撃情報などを聴き取る茅ケ崎署員=29日午前、茅ケ崎市元町
事故現場付近で目撃情報などを聴き取る茅ケ崎署員=29日午前、茅ケ崎市元町

 茅ケ崎市元町の国道1号交差点で4人が乗用車にはねられ死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで逮捕された同市若松町、無職の女(90)が「車道に出たとき信号は赤だったが、通過できると思い加速して交差点に進入した」などと供述していることが29日、茅ケ崎署への取材で分かった。

 署によると、容疑者は「横断歩道に近づくと、歩行者や自転車が渡り始めたので驚き、避けるために左にハンドルを切った」と供述。歩道に乗り上げて止まった際の記憶はあいまいで、「ブレーキを掛けた覚えはない」とも話しているという。

 また、亡くなったのは同市の女性(57)と判明。死因は脳挫傷だった。39歳~63歳の男女3人が軽傷を負った。署は目撃情報などから容疑者が赤信号で交差点に進入し、横断歩道上で4人をはねたとみて、詳しい状況を調べている。

 容疑者の長男(62)によると、容疑者は10年ほど前にひざを悪くし、週1~3回、買い物や通院に車を使用していた。数年前に縁石に乗り上げる自損事故を起こしたというが、今年3月に署で免許を更新。75歳以上のドライバーに義務付けられている認知機能検査に問題はなかったという。

 署によると、容疑者は「歩くのが大変で、車があると便利なので更新した。息子から免許証を返納したほうがいいと言われたこともあるが、運転が好きだった」と話し、事故について「大変申し訳ない。深く反省している」と供述している。

 事故は28日午前10時55分ごろ発生。自動車整備修理会社から車道に出た容疑者の乗用車が交差点に進入し、横断歩道を渡っていた人を次々にはね、歩道に乗り上げた。署は30日、容疑者を横浜地検に送検する。

高齢者運転「多角的究明を」 専門家ら指摘

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら


シェアする