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教室に行こう  県立生田高校(川崎市多摩区)

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神奈川新聞  2004年06月06日公開  

生徒が先生になって説明
生徒が先生になって説明

情報技術活用し学ぶ 
「この意味は何だろう?」 クラスで考え協力


 「何で分母を2にするの?」「√(ルート)の前に2を付けるためだよ」

 これは4月に入学した1年生の授業、「数学1」での生徒の会話である。

 この日の授業は、各自が分担した問題を、グループのメンバーに説明をするところから始まった。一人一人がホワイトボードを使い、分かりやすい説明を心掛け、先生となる。説明が終わると、拍手が出るグループもある。発展的な問題をメンバーに説明できたようだ。

 グループ内での説明が終わると、各自が計算問題に取り掛かる。学んだことを定着させる時間だ。初めに自分の力で答えを出してから、グループで解答を共有する。友達と解答が異なった時は、お互いの計算過程を見直し、修正していく。

 「あれ、違う」「えっ、何でこうなるの?」

 ここでも生徒の学び合いが進む。

 「この二重根号は外せないよね」

 ここですかさず、先生から質問が出た。

 「2重根号を外すことができるのはどんなとき?」


解答を個人の端末から先生へ送信
解答を個人の端末から先生へ送信

 この質問をグループで一生懸命考え、解答を先生のパソコンに送信する。全てのグループの解答がスクリーンに映し出された。

 「どのグループの答えも大体同じかな」「この意味は何だろう?」

 生徒たちは、自分たちのグループの答えを前に出て説明する。クラスが一体となって学び合う瞬間だ。

 生田高校は本年度から※BYOD導入実証事業に取り組んでおり、4月に入学したばかりの1年生も、スマートフォンやタブレットを学習活動の中で積極的に活用している。

 残り7分で、先生から各自の端末に問題が送信された。今日の振り返りを行い、授業終了だ。
「頭が疲れた」

 生徒は50分間、考え、協力し、学びを深める。対話や情報通信技術を活用した協働学習を通して、生徒たちは日々成長している。

さまざまな教室から、県教育委員会の指導主事や先生らで構成する「学び見守り隊」がリポート

神奈川県教育委員会では、他にも各校の取り組みを「元気な学校づくり通信『はにい』」で紹介。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f420082/


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