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大和市「潜在保育士」活用へ 6月から就職向け現場体験事業

社会 神奈川新聞  2018年05月29日 11:46

 保育士不足が社会問題化する中、大和市は人材確保策の一環として、資格を持っていても保育士として働いていない「潜在保育士」を対象にした保育体験事業を6月から開始する。

 市内保育所への2018年4月1日時点の入所申込者数は3996人(前年比191人増)、受け入れは3788人(同256人増)で、いずれも過去最多だった。

 市は申し込み増加を見据え、積極的に定員増を進め、同日時点で過去最多の60施設となった。県内の潜在保育士は17年4月時点で約6万5千人とされ、増加する保育需要への対応を図る。16年から続く同日時点の待機児童ゼロを継続させたい考えだ。

 市内在住者または市内保育所などで就職を検討する資格所有者が対象。市は未経験者や復職希望者を想定し、市内の公立保育所で保育体験事業を行う。

 参加は無料で期間は3~5日程度。初日に施設見学や講義を実施し、2日目以降、散歩や園内での遊戯といった保育活動を行う。現役保育士との懇親の場も用意。体験後は希望に応じ、就職に向けた職場見学なども行う。市ほいく課は「18年度で5~10人程度来てほしい」と話す。

 市では18年度に入り、民間保育事業者を対象に保育士確保に向けた支援活動への補助制度も新設。費用は1施設当たり年額計27万6千円が上限で、募集広告の経費や、新採用の保育士に支払った就職奨励金などが対象となる。問い合わせは、同課電話046(260)5607。


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