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悲痛な叫び、交差点騒然 茅ケ崎4人死傷事故

社会 神奈川新聞  2018年05月29日 02:00

事故現場からレッカー移動される乗用車。ボンネットは開き、左側前後が大きく破損している=28日午後3時半ごろ、茅ケ崎市元町
事故現場からレッカー移動される乗用車。ボンネットは開き、左側前後が大きく破損している=28日午後3時半ごろ、茅ケ崎市元町

市内中心部、人通り多く


 茅ケ崎市元町の国道交差点に90歳の女が運転する乗用車が突っ込み、歩行者とみられる女性ら4人が死傷した。現場は市内でも人通りの多い交差点として知られ、助けを求める人や駆け付けた救急隊員らで一時騒然となった。高齢ドライバーによる事故は相次いでおり、県警は運転への注意と免許の自主返納を呼び掛けている。

 歩道に乗り上げてボンネットが大破した赤い乗用車のすぐそばで人が倒れ、ハンドルがひしゃげた自転車が転がる。「救急車、呼んでくれ」。大勢の人が行き交う昼前の交差点に悲痛な叫びが響いていた。


自動車整備修理会社から出た車がJR茅ケ崎駅方面へ進み、横断歩道に進入後に歩道へ乗り上げ、街路樹先で停車。その途中で男女4人をはねたとみられる=28日午後3時50分ごろ、茅ケ崎市元町
自動車整備修理会社から出た車がJR茅ケ崎駅方面へ進み、横断歩道に進入後に歩道へ乗り上げ、街路樹先で停車。その途中で男女4人をはねたとみられる=28日午後3時50分ごろ、茅ケ崎市元町

 「振り向いたら赤い車がビルの方に突っ込んでいくところだった」。男性(68)はそう話しながら肩を震わせる。

 現場の国道1号とJR茅ケ崎駅をつなぐ変則十字路「一里塚交差点」は、自宅の目と鼻の先。庭で作業をしていると「ガシャーン」という衝撃音を聞いた。車が歩道を走ってビルと街路樹の間に突っ込み、止まるのが見えた。

 辺りが騒然とする中、運転席の女はじっと車内にとどまり、慌てる様子はなかったという。男性は「60年間ここに住んでいるが、こんな事故は初めて」と驚き、別の男性(22)は「窓越しに警察官と話していた女性はぼうぜんとしていた」と説明した。


茅ケ崎の事故現場
茅ケ崎の事故現場

 事故前日も現場を通ったという50代の女性は「歩行者側の信号の待ち時間が長く、青になれば大勢の人が交差点になだれ込む。自分が被害に遭っていたらと思うと、ぞっとした」と語った。


事故を起こし、歩道に乗り上げた乗用車(左)=28日午後0時40分ごろ、茅ケ崎市元町(読者提供)
事故を起こし、歩道に乗り上げた乗用車(左)=28日午後0時40分ごろ、茅ケ崎市元町(読者提供)

「車やめようかな」
運転の女 周囲に不安吐露


 事故を起こした女は今年3月に免許を更新したばかりだった。事故直前に立ち寄った自動車整備修理会社の従業員によると、

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