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栄光学園7-4法政二
県勢対決は栄光に軍配 高校野球軟式春季関東大会

高校野球 神奈川新聞  2018年05月29日 02:00

【栄光学園-法政二】13年ぶり2度目の優勝を飾って喜ぶ栄光学園ナイン=JCOMスタジアム土浦
【栄光学園-法政二】13年ぶり2度目の優勝を飾って喜ぶ栄光学園ナイン=JCOMスタジアム土浦

 高校軟式野球の第66回春季関東大会最終日は28日、茨城県のJCOMスタジアム土浦で栄光学園(神奈川A)-法政二(同B)の決勝を行い、栄光学園が7-4で法政二を下し、13年ぶり2度目の優勝を飾った。

 県勢同士の決勝は3年ぶり2度目。栄光学園は同点の五回に出口諒(3年)の3点ランニング本塁打で勝ち越しに成功。青木伸晃(同)、土屋貴大(同)の両右腕の継投で4失点に抑えた。

 法政二は0-3の五回に宇多優騎(2年)の左翼線への適時打などで同点としたが、以降はチャンスで1本が出なかった。


法政二 あと1本出ず


 法政二は県大会決勝の雪辱を果たせず準優勝。法大2年の高田監督は「『打倒栄光』しかなかった。目の前の1戦に集中してここまで来られたのに、自分の力不足」と唇をかんだ。

 昨秋の県大会準々決勝で敗れてから、打ち勝つチームを目指してバットを振り込んできた。五回に3点差を追い付いたが、なおも2死満塁の好機で主将綾野が三振に倒れるなどあと1本に泣いた。キャプテンは「まだまだ打力が足りない。夏は課題を克服して、全国大会に出たい」と再起を誓った。

打力強化が結実13年ぶり王者



 最高のライバルを倒してたどり着いた頂は、何よりも誇らしかった。

 3-3の五回2死二、三塁。「単打でいい。何とか打ちたい」。栄光学園の3番出口が外の直球をジャストミート。打球は右翼手の頭上を越え、全速力でダイヤモンドを疾走した。2戦連続のランニング本塁打で栄冠を引き寄せた。

 犠打や盗塁、進塁打でそつなく攻める伝統の「栄光野球」に加え、「最後は打てなければ勝てない」(出口)。週2日の全体練習を補うため週1500スイングの素振りを各選手に課すなど、チーム一丸で打力強化に取り組んできた。

 しかも夢にまで見た県勢同士の決勝。互いの試合を観客席で応援しながら勝ち上がってきただけに、ナインの士気は最高潮だった。神奈川対決を制し、吉田明生監督(49)も「感無量」と充実の表情だ。

 13年ぶりの関東王者。それでも主将福井は「他のチームは夏の準備を始めている。僕らは出遅れている」とかぶとの緒を緩めない。殊勲の出口は「春は負けなし。これからも貪欲に勝ちにこだわり、全国に行く」。このまま夏へ、突っ走る。


【栄光学園-法政二】13年ぶり2度目の優勝を飾って喜ぶ栄光学園ナイン=JCOMスタジアム土浦
【栄光学園-法政二】13年ぶり2度目の優勝を飾って喜ぶ栄光学園ナイン=JCOMスタジアム土浦

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