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沖縄の県鳥発見 没後130年英国人学者の功績に思いはせ

カルチャー 神奈川新聞  2018年05月28日 12:04

ヘンリー・プライヤーの墓前で説明する三浦さん=横浜外国人墓地
ヘンリー・プライヤーの墓前で説明する三浦さん=横浜外国人墓地

 沖縄本島北部に生息し、沖縄県の県鳥でもあるノグチゲラを発見した英国の動物学者、ヘンリー・プライヤー(1850~88年)の功績をたたえる墓前祭が6月10日、横浜外国人墓地(横浜市中区)で行われる。ことしがプライヤーの没後130年に当たることから、郷土研究家の三浦清さん(63)=同市保土ケ谷区=を中心にプライヤーの墓を改修。「あまり知られていないが、大きな功績を残した人。大勢で供養したい」と参加を呼び掛けている。

 プライヤーは1871年に来日。横浜の商社に勤める傍ら、日本各地で動物や昆虫の採集、研究をした。86年に沖縄本島北部でキツツキ科の鳥ノグチゲラを発見。88年に横浜の自宅で38年の生涯を閉じ、同墓地に埋葬された。

 三浦さんは、母親の墓がある市内の寺にプライヤーのもう一つの墓があったことから、関心を持つようになった。その寺からプライヤーの墓がなくなったことを2008年ごろに知り、供養のために10年から仲間と外国人墓地で墓前祭を行うようになった。

 墓の改修のきっかけは、「落ち葉やカラスのふんなどで墓が汚れ、心を痛めていたから」と三浦さん。知人に相談したところ改修工事に協力してくれることになり、ことし2月に墓のひび割れや花立てを直し、敷石を整えるなどしてよみがえらせた。

 三浦さんは「長年、気になっていた墓の傷みが解消され、一安心」と話す。墓前祭では花を供え、プライヤーの生涯を参加者に紹介する予定だ。

 墓前祭は6月10日午前11時から。問い合わせは、三浦さん電話090(8435)0757。


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