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災害救助法改正案の衆院通過受け黒岩知事 「非常に残念」

政治行政 神奈川新聞  2018年05月26日 12:06

 災害救助法改正案の衆院通過を受け、黒岩祐治知事は25日の定例会見で「非常に残念と言わざるを得ない」と述べ、反対の主張がかなわなかったことに無念さをにじませた。今後は、法成立後に定める具体的な運用規定に都道府県の意見を反映するよう、政府に要請していく考えを示した。

 同法案は、大規模災害時の仮設住宅整備などの権限を都道府県から政令指定都市に移譲することを可能とする内容。24日の衆院災害対策特別委員会で可決され、25日の衆院本会議でも全会一致で可決された。

 知事はこれまで知事会を代表する立場で反対を訴えてきたが、「意に沿わない形で決まっても、法に背を向けていくことは法治国家ではできない」と説明。法案成立までは意見を主張することが大事とした上で、「新法ができれば、その中で県民の命を守るためにどうすればいいのか、しっかり考えていきたい」との認識を示した。

 今後は、移譲する政令市の指定基準や道府県の広域調整権など、政府が法成立後に検討する規定に道府県の意見を反映させるよう主張していくという。


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