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【各駅歩き】みなとみらい線(1)元町・中華街 公園でミツバチ観察

話題 神奈川新聞  2018年05月19日 02:00

ミツバチを観察するセミナー参加者ら=アメリカ山公園
ミツバチを観察するセミナー参加者ら=アメリカ山公園

 元町・中華街駅の改札を抜けてエレベーターかエスカレーターを上がると、高低差約18メートルの地上には元町と山手を結ぶ「アメリカ山公園」(横浜市中区山手町)が広がっている。

 「これが8の字ダンス。ミツバチがおしりを振って花のある場所を知らせています」「働き蜂はすべてメスなんですよ」。観察用の巣を前に、セミナー参加者の親子連れは説明を聞きながら、じっと目を凝らした。

 公園を管理運営する「アメリカ山公園パートナーズ」は、約6万匹のセイヨウミツバチを飼育している。事務所建物に入る学童保育向けなどの環境教育として始め、2016年からは一般へのセミナーを開く。参加者はクイズ形式でミツバチの生態を学び、巣箱を観察した後、遠心分離機で取り出した出来たての蜂蜜を味わった。

 ミツバチは春から秋にかけて、同公園を中心に近隣の港の見える丘公園や山下公園など半径2、3キロ内の街路樹や草花から蜂蜜を集める。ラベンダーやバラなど、約5500平方メートルのアメリカ山公園に植栽されている多様な草花は農薬を使わずに育てている。食の安全に加え、ミツバチにストレスを与えないためという。

 昨年は過去最高の300キロを採取した。所長の永江晴子さん(39)は「今シーズンはミツバチの越冬がうまくいき、例年よりも早く蜂蜜が採れた。約50種類を数えるバラも見頃を迎え、公園の魅力を満喫してほしい」と話している。

 次回のセミナー開催は今月27日。6月3日にはイベントで蜂蜜も販売する。165グラム1500円、42グラム500円。問い合わせは、同公園運営管理事務所電話045(232)4661。
【2017年5月23日掲載】


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