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地元の川の生き物を学ぶ 小学校で写真家講師に総合学習

話題 神奈川新聞  2018年05月17日 12:08

水中ドローンを手に大岡川の自然環境を語る豊田さん=横浜市立日枝小学校
水中ドローンを手に大岡川の自然環境を語る豊田さん=横浜市立日枝小学校

 横浜市立日枝小学校(同市南区)の4年生が、地域を流れる大岡川の自然環境をテーマに総合学習を始めた。15日には、写真家でNPO法人「海の森・山の森事務局」理事長の豊田直之さんを教室に招き、川には多様な生物が生きていることを学んだ。

 4年3組の児童31人は2日、クラス自作のこいのぼりが飾られている大岡川を訪ねた際、廃棄された自転車やバイク、換気扇などを川底で見つけた。川を泳ぐエイやクラゲも発見。「粗大ごみが捨ててあるのに生き物は大丈夫なのか」「海の生き物は川で生きていけるのか」と話し合った。

 豊田さんは、3月に川底から自転車5台を引き揚げるなど大岡川の自然環境を広く知ってもらう活動を続けている。担任の渡邉知和教諭が豊田さんに講師役を依頼する一方、児童らはNPO法人発行の季刊誌「大岡川ニュース」を読み、事前学習を重ねてきた。

 大岡川が海水か淡水か分からず不思議に思っていた山本夏海さん(9)は豊田さんに質問。大岡川の下流域は海水と淡水が混じり合った「汽水域」と呼ばれ、海や川の生物が生きていける環境だと教わり、「実際に詳しく調べてみたい」とさらに興味が湧いた様子だった。

 豊田さんは捨てられた自転車は多様な生き物のすみかとなっていたと説明。「魚がすめる環境を新たに設けることで豊かできれいな大岡川にしたい」と話していた。


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