立憲民主党の青柳陽一郎氏(衆院6区)は15日の衆院決算行政監視委員会で、麻生太郎財務相と野田聖子女性活躍担当相を前に、政府のセクハラ防止対策推進に関する姿勢をただした。
青柳氏は、前財務事務次官によるセクハラの発覚後も麻生氏が「セクハラという罪はない」などの発言を繰り返していることを問題視。「副総理でもある麻生氏自らの発言が問題を拡大・再生産している。安倍政権の看板政策である女性活躍の推進に水を差していないか」と野田氏の見解を尋ねた。
これまで麻生氏の発言を公然と批判していた野田氏だが、この日は委員会室で隣に座る麻生氏に気を使ってか、慎重な答弁に終始。「麻生氏の言動にかかわらず、やるべき仕事をやるだけだ」などと答えるにとどめた。
青柳氏は「残念な答弁」と批判し、各省庁の幹部職員や閣僚を対象とした研修の義務化などの再発防止策を求めた。
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