1. ホーム
  2. スポーツ
  3. 陸上男子400障害・陰山(逗子)大会新V 県高校総体

陸上男子400障害・陰山(逗子)大会新V 県高校総体

スポーツ 神奈川新聞  2018年05月14日 02:00

【県高校総体 陸上男子400メートル障害決勝】51秒46の大会新で優勝した逗子・陰山(中央) =等々力陸上競技場
【県高校総体 陸上男子400メートル障害決勝】51秒46の大会新で優勝した逗子・陰山(中央) =等々力陸上競技場

 第56回県高校総体兼全国高校総体(インターハイ)県予選会(県高体連など主催、神奈川新聞社など後援)は13日、陸上などで熱戦を繰り広げた。陸上第2日は等々力陸上競技場で男女12種目の決勝などを行った。

 男子400メートル障害は陰山彩大(逗子)が51秒46の大会新で優勝。女子100メートルは三村香菜実(東海大相模)が11秒91で制し、同1500メートルは吉村玲美(白鵬女子)が4分26秒90で、同砲丸投げは大迫晴香(平塚学園)が13メートル24でそれぞれ頂点に立った。

失敗乗り越え成長


 失意を味わい、自分と向き合える選手は強くなる。男子400メートル障害で陰山(逗子)が51秒46の大会新で初の栄冠をつかみ取った。

 予選から「狙っていった」と51秒74の大会新をマーク。重圧のかかる決勝も1台目のハードルから前に出る積極的なレースで攻め抜き、自らの記録を塗り替えた。

 昨年は関東大会南関東地区予選会で予選落ちして全国切符を逃し「去年のあの瞬間、すごく自分の心の弱さを実感し、あの日から頑張れた」。

 レース終盤の7、8台目にスタミナ切れでバランスを崩す課題があったため、練習でとにかく本数をこなして体力強化。昨年10月のU18(18歳以下)日本選手権に出場するなど大舞台も経験して「周りに圧倒されて走る前は足がガクガクしたけど、あれを乗り越えられたから県大会は冷静に走れた」と精神面でも成長した。

 「自然の多い環境が良かった」と逗子に進学し、最終学年に懸けるハードラーは「支えてくれた全員に恩返しするためにインターハイで優勝したい」と誓った。

三村、好敵手争い制す


 女子100メートルは東海大相模2年の三村がライバル争いを制した。

 隣のレーンには、県高校記録保持者の前川(橘)。雨の悪コンディションながら11秒91の好タイムをマークして昨年9月の新人大会に続いて競り勝ち、「前川さんはライバルというか憧れの存在でもあるけど、まだまだ追い付いていない」と控えめに喜んだ。

 スタートの改善やパワー強化にも努める有望スプリンターは全国を見据え「安定して自分の力を出し切れるよう頑張りたい」と気を引き締めた。

吉村、圧巻のレース


 女子1500メートルで吉村(白鵬女子)が2位以下を3秒以上引き離してゴールした。

 スタート直後からトップに立ち、そのまま独走状態の展開になり「競り合う相手がいなかった」とタイムに満足せず、同高OGの出水田眞紀(第一生命)が持つ「先輩の大会記録を破りたかった」と悔しがった。

 3000メートルも制す2冠も視野に入れ「しっかり勝って、二つの種目でインターハイに行きたい」と意気込んでいた。


シェアする