人工呼吸器を付けて暮らす川崎市の光菅和希君(8)の就学先を巡る訴訟は、市立小学校を望む本人と保護者の意向に反して県立特別支援学校を指定した教育委員会の判断に、違法性があるのか否かが争点になっている。障害の有無にかかわらず共に学ぶ「インクルーシブ教育」が障害者権利条約で人権として保障されている中、行政の裁量権はどこまで認められるのか。注目が集まる18日の横浜地裁判決を前に、原告側と行政側双方の主張を整理する。
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人工呼吸器を付けて暮らす川崎市の光菅和希君(8)の就学先を巡る訴訟は、市立小学校を望む本人と保護者の意向に反して県立特別支援学校を指定した教育委員会の判断に、違法性があるのか否かが争点になっている。障害の有無にかかわらず共に学ぶ「インクルーシブ教育」が障害者権利条約で人権として保障されている中、行政の裁量権はどこまで認められるのか。注目が集まる18日の横浜地裁判決を前に、原告側と行政側双方の主張を整理する。