1. ホーム
  2. 政治行政
  3. 親との同居・近居に補助金 住宅取得や改修で厚木市

親との同居・近居に補助金 住宅取得や改修で厚木市

政治行政 神奈川新聞  2018年05月08日 22:07

 厚木市は、市外で暮らす子世帯を対象に、市内に住む親世帯との同居や近隣で生活する「近居」を促す支援策の充実に取り組んでいる。2018年度から、同居や近居のための住宅取得や改修時に活用できる補助金制度を創設。1日には住宅金融支援機構と相互協力協定を結び、補助対象者が住宅ローンの金利引き下げも受けられるようにした。

 創設したのは「親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金制度」。親世帯との同居や近居のため市外から転入する子世帯が住宅を取得する場合、同居で60万円、近居で40万円を補助する。改修は経費の10分の1(上限20万円)を出す。子世帯に中学生以下の子どもがいるなど条件を満たす場合の補助金の加算も設定。同居で最大100万円の補助を受けられる。

 同機構との協定締結により、対象者は補助金制度の利用とセットで、同機構の住宅ローン「フラット35」の金利について当初5年間、年0・25%の引き下げが受けられるようになった。

 市内での同居や近居を支援する市の一連の取り組みは今後の人口減少を見据えた動き。子世帯の転入を促し、バランスの取れた人口構成の確保、世代間の支え合いによる福祉や教育の充実につなげる狙いがある。

 市住宅課によると、補助金制度は開始1カ月で問い合わせが20件超、本申請に向けた動きが4件に上った。同課は「市内の親世帯が子世帯を厚木に呼び戻すきっかけに制度を活用してもらえたらいい」と期待を込める。


シェアする