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県立高校生、やまぬセクハラ被害 「体触られた」「性的な冗談」

社会 神奈川新聞  2018年05月08日 20:48

神奈川県庁
神奈川県庁

 県教育委員会が県立学校に通う生徒を対象に、2017年度のセクハラ被害を調査したところ、46人が被害を受けたり、見聞きしたりしたと回答したことが分かった。15年度で52人、16年度で50人と横ばい傾向にあり、県教委は「引き続き注意を促し、相談しやすい環境づくりを進めていく必要がある」としている。

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 調査は06年度から3年に一度、13年度からは毎年実施しており、17年度の結果が8日の県教委の定例会で報告された。

 学校生活でのセクハラの被害状況を複数回答で聞いたところ、39人が「自分自身が被害を受けた」と回答。他の生徒が被害を受けているのを見聞きしたのは22人だった。

 39人にセクハラ行為をしたのは生徒(22件)や先生(17件)、顧問以外の部活の指導者(3件)らで、「必要もないのに体に触られた」(21件)、「性的なからかいや冗談などを言われた」(12件)ことが多かった。性的な関係を求められたり(7件)、「男(女)らしくない」など性別への偏った固定観念から決め付けられたり(6件)するケースもあった。

 被害に対し、23件が友達や家族など身近な人に、9件が先生や相談窓口などにそれぞれ相談し、13件が不快と感じたことを相手に伝えたが、「何もしなかった」が11件あった。

 調査は県立の中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部を含む全公立高校の計172校に通う生徒約13万2200人を対象に実施。用紙を配り、県教委に直接郵送する方法で原則、学校名と学年は記入し、氏名は無記名でも受け付けた。


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