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モース博士と江の島 藤沢市がブックレットに

話題 神奈川新聞  2018年05月07日 10:22

完成した藤沢市史ブックレット9「モース博士と江の島」と、第8話を執筆したモース研究会会長代行の吉田克彦さん
完成した藤沢市史ブックレット9「モース博士と江の島」と、第8話を執筆したモース研究会会長代行の吉田克彦さん

 藤沢市史ブックレットの第9弾として、大森貝塚(東京都)の発見で知られる動物学者E・S・モースを取り上げた「モース博士と江の島」が完成した。「藤沢ゆかりの人物としてもっと市民に親しんでほしい」と「モース研究会」メンバー6人が執筆し、藤沢市文書館が編集・発行した。同館や市役所・市政情報コーナーなどで800円で販売している。

 モースは腕足類の研究のため1877年に来日してすぐ江の島に漁師小屋を借り、シャミセンガイなど相模湾の生物を調査。1カ月余りの短期間だが、これが「東洋初の臨海実験所」とされている。

 研究会の会長代行・吉田克彦さんは、江の島のモース顕彰碑建立と臨海研究所跡の探索についての章を担当。「昨年夏に日大生物資源科学部博物館(藤沢市亀井野)が行った企画展のアンケートでも『モースと藤沢のつながりを初めて知った』という人が多かった。この本が、大森貝塚以外のモースを知るきっかけになれば」と期待する。

 研究会は5月27日に第33回江の島モース祭を開催。北緑地での碑前祭に続き、江の島より1年遅れとなった「函館臨海実験所」についての講演会や交流昼食会を行う。

 ブックレットの問い合わせは文書館電話0466(24)0171、モース祭については研究会電話0466(26)3028。


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