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【KーPerson】櫻井翔さん
櫻井翔 横浜はホームタウン

K-Person 神奈川新聞  2018年05月06日 12:22

映画の一場面。広瀬すず(右)と福士蒼汰
映画の一場面。広瀬すず(右)と福士蒼汰

櫻井翔さん

 「また三池さんとご一緒できることが楽しみでした」。三池崇史監督の映画「ラプラスの魔女」で主演の青江修介を演じた。三池組には2009年の映画「ヤッターマン」以来となる出演だ。

 大学教授という“渋い”役どころ。「めちゃくちゃかっこいいシーンや派手な場面があるわけではないけれど、作品のストーリーテラーで、登場人物たちをつなぐ木の幹のような存在です。年齢を重ねたからこそ演じることができた役ですね」としみじみ語る。

 原作は東野圭吾の同名小説。硫化水素中毒による死亡事故が相次ぎ、地球化学を専門にする青江に警察が調査を依頼する。事故現場に現れる謎の少女・円華(まどか)(広瀬すず)と出会い、事件に関連するある男性(福士蒼汰)を一緒に捜しはじめる。

 「ラプラスの魔女」とは、未来を予見する知性のこと。超能力を持つキャラクターが登場するなどサスペンスにSFも加わり、迫力ある映像も見どころだ。自由奔放で謎の多い円華に振り回される青江のキャラクターは、「どこかチャーミングな面もあって、その抜けている性格を大切にしたかった」と思いを込めた。

 歌やバラエティーのほか、ニュースキャスターや映画、ドラマの演技など多くの役割を器用にこなす。普段、心掛けていることを尋ねてみた。「役者ではないので演技論を語ることはないですが、僕らのお仕事は、お話を頂かないと始まらない。だからこそ、頂いた機会は期待以上のパフォーマンスを出せるように意識することはあります」。ただ、「そんなに毎日意識はしていなくて、意外と普通に過ごしていますよ」と笑顔。肩の力を抜くユーモアも忘れない。

 国民的アイドルグループ「嵐」のメンバーとして活躍する中、日吉にある慶応で中高から大学の2年まで学生生活を送った。「あのころの8年間は青春のかたまりですよ。横浜駅で遊んだり、みなとみらいの雰囲気も好きだし、横浜は僕のホームタウンです」と笑顔を見せる。

 「神奈川新聞さん、僕、こないだ紙面に名前掲載したんですよ」。インタビュー冒頭、思わぬサプライズだった。春の選抜高校野球大会に9年ぶりに出場を決めた後輩を応援するため、母校を応援する紙面に名前を寄せてくれていた。「負けちゃいましたけどね」。肩を落としながらも、愛が詰まったほほ笑みだった。

さくらい・しょう 1982年、東京都生まれ。99年嵐のメンバーとしてCDデビュー。ニュース番組やドラマなど、活動は幅広い。2006年、映画「ハチミツとクローバー」で映画初単独主演。その他、09年「ヤッターマン」、13年「映画 謎解きはディナーのあとで」などに出演。映画「ラプラスの魔女」は全国公開中。

記者の一言
 「学生の時にいつも行っていた日吉のスパゲティ屋さんが、こないだなくなってしまって本当に残念。また行きたかったのに…」「母校を応援する気持ちはもちろんあります」「やっぱり神奈川は思い出深いですね」

 青春時代を過ごした学校や横浜への愛着をたくさん語ってくれた。今は東京で過ごすことが多いはずだが、友人と過ごした思い出の地を今も大切にする櫻井さん。母校を応援する姿もすてきだ。(名前は3月22日発行の特集号に寄せられました)


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