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三浦半島エリアをめぐる乗車券 自然と特産品味わえると人気 京浜急行

経済 神奈川新聞  2018年05月03日 15:50

昨秋から新たに京急が運行を始めた2階建ての観光バス「オープントップバス」
昨秋から新たに京急が運行を始めた2階建ての観光バス「オープントップバス」

 京浜急行電鉄(東京都港区)が発売する、三浦半島を対象エリアにした企画乗車券が人気だ。京急線の往復乗車券や地元の特産品を堪能できる食事券などをセットにして割安で販売。日帰りで手軽にエリアを満喫できるとあって、リピーターを中心に、順調に売り上げを伸ばしている。同社は「東京から1時間強で足を運べる、自然豊かな三浦半島の魅力をもっと知ってもらいたい」としている。

 同社は2009年8月、「みさきまぐろきっぷ」の発売を始めた。人口減が進む三浦市内に観光客を呼び込むため、京急線三崎口駅までの往復乗車券や京急バスのフリー乗車券、マグロ料理の食事券、レジャー施設利用券などをセットにした。代金は発売駅によって異なり、品川駅からだと、3500円。三崎口駅までの往復代金と京急油壺マリンパークの入館料で、元が取れる設定だ。

 初年度こそ年度途中からの発売もあって約1万6千枚だったが、13年度に約6万1千枚、14年度に約12万枚と右肩上がりを続ける。好調の理由について、同社は「店舗や施設を増やしたことで、リピーターが増えたのでは」と分析する。

 同社は昨秋、さらに内容を見直した。バスのフリー区間を拡大し、マグロ料理を味わえる店舗に魚市場内の食堂などを追加。屋根のない2階建ての観光バスの運行も始めた。その結果、17年度は前年度から3割増で過去最高の、約20万枚を売り上げた。

 その他の企画乗車券も好調だ。10年3月から横須賀市内を対象エリアにした「よこすか満喫きっぷ」は17年度、前年度比2割増の約2万5千枚。“おしゃれな街”とのイメージが定着している逗子・葉山を対象に、女性をメインターゲットに据えた「葉山女子旅きっぷ」も、前年度から7割近く伸び、約4万8千枚を売り上げた。同社は「今後も魅力的な内容で、地域の活性化に貢献できたら」としている。


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