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中栄信用金庫 石田進氏
【金融最前線】県内信金理事長に聞く(7)事業性融資にシフト

経済 神奈川新聞  2018年05月03日 11:26

いしだ・すすむ 1967年入庫。2003年常務理事を経て10年から理事長。秦野市出身。
いしだ・すすむ 1967年入庫。2003年常務理事を経て10年から理事長。秦野市出身。

 -営業地域の経済の特長は。

 「取引先の製造業関係は自動車関連が多く、ほかにも電子部品関係、機械関係と幅広い。一方、商業は大きなショッピングセンターなどに押され、地元の商店街は頑張っているが苦戦を強いられている。取引先は、以前は商業が大部分だったが、現在は製造業の比率が高まっている。製造業の景況感は昨年ぐらいから好転し、受注や売り上げが伸びている。ひと頃は実感なき経済成長と言われたが、徐々に良くなってきているようだ」

 -一方で人手不足も深刻なようだ。

 「大部分の顧客が人手不足を訴えている。『受注はあるが、人手が確保できない』と。建設でもそうで、現場監督や特殊工などの人材がなかなか確保できない現状がある。自動車関連も人手不足を訴えており、業況は良いが影響はあるようだ。現在は人材サポートサービスを介して仲介的なつなぎをしている。そのほか、産業能率大学と連携して学生が企業のPRのビデオを作る試みをしている。学生に主体的目線で企業を見てもらう狙いで4回実施した」

 -地域支援の体制は。

 「2009年に営業推進部を新設し、13年に地域支援部へと転換した。取引がなくても要望があれば中小企業診断士を交えて経営支援や再建支援に取り組み、法人推進課も設けた。当金庫はこれまで

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