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待機児童「4年連続ゼロ」ならず 新定義で集計、83人

政治行政 神奈川新聞  2018年04月21日 02:00

相模原市役所
相模原市役所

 相模原市は20日、4月1日現在の保育所待機児童数が83人だったと発表した。厚生労働省が示した待機児童の新しい定義で初めて集計した結果で、昨年までゼロが続いていたが、4年連続とはならなかった。加山俊夫市長はこの日の会見で「残念だが、分析を続けて戦略的に対応していきたい」と述べ、重点的に取り組む姿勢をあらためて強調した。

 市によると、利用申込者は前年比491人増の1万2893人、利用児童数は1万2423人(前年比453人増)と、過去最多を更新した。差し引いた「保留児童数」は470人だった。

 希望の認可保育所に入所できなかった保留児童数のうち、市の保育施策で対応している児童は計98人。内訳は市認定保育室54人、一時保育19人、年度限定保育事業7人、事業所内保育施設3人、幼稚園利用15人。他に企業主導型保育で対応は4人だった。4月1日時点で自宅で求職活動を行うなど保育の必要性が認められないのは112人、育休中で復職意思が確認できていない申請者12人、特定の園を希望しているのは161人。

 待機児童数の年齢別では0歳児が9人、1歳児53人、2歳児10人。3歳児9人、4歳児2人。区別では、南区が59人で最も多く、中央区23人、緑区0人、同市に住民登録がある人が市外の保育所に申し込みをして保留・待機になっている「管外」は1人だった。

 同市の待機児童のピークは2010年の514人。市こども・若者政策課は「新設保育所などの空きスペースを活用し、1年の期間限定で預かる年度限定保育事業を始めるなど、各区の保育アテンダントによるきめ細かい相談対応を実施していく」と話している。


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