同居する母親(82)を殴りけがを負わせたとして、平塚署は5日、傷害の疑いで、平塚市袖ケ浜、無職の男(52)を逮捕した。母親は4日に搬送先の病院で死亡しており、署が関連を調べている。
逮捕容疑は、1日午後11時ごろ、自宅で、母親を拳で殴って顔にけがを負わせた、としている。「うまく薬を飲んでくれないのでいらいらして殴った」と供述、容疑を認めているという。
署によると、同容疑者は母親と2人暮らし。4日夕方に母親の異変に気付き、知人に連絡した。知人の119番通報を受けて駆け付けた救急隊員が顔面の打撲痕を見つけ、110番通報した。母親は持病があり、ほぼ寝たきりの状態だったという。